10月の国立劇場
先月はまたまた国立劇場で(最近歌舞伎座には行ってないなぁ)
「通し狂言 霊験亀山鉾」を観てきました。
前から2列目、というまたとない良い席で鑑賞できました!!
仁左衛門さんは相変わらずのカッコよさ。
しかも、「一人二役、いずれも悪人」という……。
パンフレットも秋らしいデザインでした。
まあ芸達者が揃っていて、凄いんです。
悪人の悪だくみが善人の考えよりも何枚も上手で
(闇討ち→敵討ちのために一対一の決闘→水盃に毒を仕込んでフラフラになったところでとどめ、とか、悪が善をおびき寄せ→善人少数に対し大勢で対応→落とし穴にハマったところをとどめ、とか)「おいおい、善人側頑張れよ!」とツッコミたくなったり(^^;)
結局は「善が勝つ」でめでたしめでたし。
なんですが、悪の華の魅力満開というか……なんとも不思議な(良い意味で)余韻が残りました。
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