六月大歌舞伎の筋書
もちろん買いました。 筋書も、歌舞伎関連書籍のひとつですね。
カラーグラビアの、役者さんたちの美しい衣装姿や
顔の拵え、細部にまでこだわりつくされている舞台装置の
写真を眺めるのは、眼福の一言です。
新薄雪物語の内容にかなりのページ数をさいています。
確かに序盤は若い男女が忍ぶ恋を示した文が、あらぬ嫌疑を引き起こし…といった悲劇に繋がるのですが、物語の底にはもっと大きなテーマを秘めているし、人間関係もなかなか複雑、しかも一人二役を演じる役者さんもいる、という状況なので、筋書の相関図を見たりしながらでないと、芝居に追いつけなくなってしまいそう…。
イヤホンガイドはつけない派なので、筋書は本当に頼りになります。
お写真を見るに、夜の部の左團次さんの爺&菊五郎さんの婆、がなんだか可愛らしくて、夜の部も観れば良かった。。と痛感しました。
筋書の表紙、いかにも六月らしい、柔らかく上品な絵で素敵です。
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